2023.10.21(土) バトルファイナリスト決定!!【ROADTOMANダンスFES #1】
- KING
■2023.10.21(sat) #1 ROAD TO MAN ダンス FES
【MANダンスFES】への最初の道を切り拓いたのはコイツらだ!!
UFO BREAKING は上のチャンネルで全ての動画をチェックできます。
◼️UFO BREAKING
🥇1st prize
Shachi @bboy_shachi
🥈2nd prize
NEX
KING DANCE BATTLE11&KIDSは上のチャンネルで全ての動画をチェックできます。
◼️KING DANCE BATTLE11
🥇1st prize
SE-YA @seiyamiyatsu
🥈2nd prize
u-sin @usin_epoch
◼️KING DANCE BATTLE11 KIDS
🥇1st prize
aiRa @aira201204
🥈2nd prize
SAKU @f.saku.0216
◼️5CARD
🥇1st prize
North Buck @northbuck_official
[JUDGE]
◼️KDB11 / KDB11 KIDS / 5 CARD
・CHOPPA (Aerstix side/GAIA)
・HORNET (Allies / North Buck)
・HIRO (カンタービレ)
◼️UFO BREAKING
・CHOPPA (Aerstix side/GAIA)
・UKI ON FIRE (BLOCK 3 ADDICTION)
・匠 (OurBeat/道東 breakin crew/匠海鮮)
◉ジャッジと共に大会を振り返る….
多彩な音色の中踊るダンサーをジャッジして何を想う?!
▼JUDGE : CHOPPA→ / INTERVIEWER : アンクルF
アンクルF
ジャッジを終え、率直な感想を頂きたいです。
CHOPPA→
初めて観る人が多かったので、北海道の特色を感じる事ができて面白かったですね。色んな音楽で踊りこなせる人が多かった印象です。
アンクルF
特に、ミサキ対キャレンのバトルは、選択した音楽ジャンルがEDMだったりで、面白かったですよね!
CHOPPA→
2人とも技術があり、楽しんで踊っているのが伝わり、もっと見ていたかったです。良いバトルでした!
アンクルF
東京や長野でもよくジャッジをされるとは思うのですが、東京・長野と北海道のダンサーの違いはありますか??レベルの差は感じましたか??
CHOPPA→
北海道は、色んな音楽で多彩に踊る人が多く、多様なスタイルを持っていて、幅が広い印象なので、北海道との違いでいうと、東京・長野は、自分のスタイル、ジャンルをかなり深く掘っていき、特化していく人が多いという所ですね。レベルの差というよりは、良さの違いはあるなと思います。
アンクルF
キッズのダンスについてはどのように見ていましたか??
CHOPPA→
音楽に素直なダンサーが多いので、そのままそこを大切にしてほしいと感じました。技術面でいうと何回戦か続いていくとバリエーションの少なさを感じ、フレッシュさが無くなっていった印象があります。普段のアソビや学びの中で「自分らしさ(スタイル)の幅」を広げていくと、違った魅せ方が増えていき、バリエーションが豊富になると思います。
アンクルF
KINGについて何か感じた事はありましたか??
CHOPPA→
ダンサー1人1人がこのイベントを盛り上げていく為には、一歩踏み出して参加してみたり、参加しなくても観に来て盛り上げるという行動をしていくことが、今後もKINGを開催し続ける力になると思いますね。
アンクルF
今回は、ジャッジをして頂きありがとうございました!!
▼JUDGE : HIRO,HORNET / INTERVIEWER : SE-YA
SE-YA
本日は、お二人ともジャッジありがとうございました!
全体を通して、総評を頂いてもよろしいですか?
HORNET
本人が音に入り込んでいるのが伝わる人が、勝ち上がっていったのかなっていうのと、スキル面は、無駄がないことなのかなって思いますね。
音楽に入り込んでいれば、音に対して、本当にシンプルに踏むだけとか、体をずらすだけとかでも音が見えるので、音楽に入り込んでいなくて、音に合わせようとして、 ムーブ専攻してる人が多かった印象ですね。
見てる側は踊ってる側の何倍も冷静に音楽に対するダンスを見ていると思うので、踊り手は、周りの目を気にしないで、自分のやりたいことをマジでやればいいだけだと思う。そこを気にしてると、ムーブ選考になったりしちゃうのかなと思います。
HIRO
そうですね、キッズでいうと、自分の中の決まったムーブを何の音楽でも出している印象があるので、どうしても、自然に見えない。やはり、その時の音楽を聞いて、どうアプローチしていくかっていう部分ができたらなと思いますね。
SE-YA
大人の方はどうですか??
HIRO
大人は、見せたいっていう気持ちも出しつつ、 緩急つけるなり、音の取り方変えたり、音が変わればちょっとそのニュアンスの踊りを入れてみるとかという、アプローチの引き出しの多い人が、予選通ったりとか、優勝する人だと思います。
SE-YA
なるほど。 ムーブ先行がダメ派?それともアリ派ですか?
HIRO
ムーブ選考で行くなら、それが相手に伝わらないぐらいやり込んでほしいかな。必殺として、ネタとして持っておくのは全然悪いことじゃないと思います。ただ、ジャッジが見て、「あ、今なんかテンプレだな」って見えないぐらいやり込んで、うまく流れの中でムーブを出していけば、何の問題もないと思いますね。
SE-YA
ケントは 大学からずっとクランプでやってるじゃないですか。そんなケントは、フリースタイルバトルでどう戦いますか??
HORNET
具体的に言うと力を入れなくなりますよ。
結構、KRUMPは、音楽の要点からしても点でとる人が多いですけど、線を意識して、フロー意識で踊りますね。クランプにはバウンスっていうノリがあるんですけど、基本的にバウンスを崩さないことを意識してますね。
SE-YA
最後に伝えたいことありませんか??
HIRO
今、バトルにみんな目を向けていますが、コンテストチームというのもやはり大事だということをものすごく感じていると思います。コンテストは、ネタ作って、何から何まで作り込まなければならないから大変なんだけど、仲間がいて、チームの中で作り上げていって、ああだ、こうだ言って出場して、勝った、嬉しい、負けた悔しいとかっていう人との関わりの中でやるダンスも、絶対に大事だと思うから、キングが始まってコンテストの予選も始まるので、みんな、そっちの方にも目を向けてくれたらなって、すごい思ってます。
HORNET
アメリカで2年弱住んでいたんですけど、アメリカから帰ってきて感じたことは、北海道が1番海外のシーンに近いです。アメリカにに居て、ダンスってそもそも楽しいものだとより感じて、やりたくない時はやんなくていいものだし、そのくらいラフにみんながコミュニティツールとしてダンスをしていて、すごく ナチュラルにダンスを捉えていました。俺もその感覚に共感していて、北海道に帰ってきた時に同じ感覚に感じたので、めちゃくちゃリアルな海外のダンスシーンだと思いました。
HORNET
今言ったダンスに対する根本のメンタルをもった上で、そこからのテクニックの向上は、土地関係なく、もう自分次第だと思います。
SE-YA
続けることが大事ですよね。そこにプラスアルファ何ができるかだと思います!
HIRO
あ、シメに入った。
うまくシマったんじゃないですか??(笑)
SE-YA
シマリましたかね??
お二人ともありがとうございました!!(笑)
新たなバトルコンテンツUFO BREAKING
いつもと違うジャッジ方式に何を感じたのか
▼JUDGE : CHOPPA→ , UKI ON FIRE , 匠 / INTERVIEWER : SE-YA
SE-YA
皆さんに総評いただけたらなと思ってます。
匠
予選でしっかり力を発揮できてる人 は、比較的トーナメントでも発揮できていると感じたのですが、勝ち進んでいくうちに、予選の時のトリックとかのボリュームとトーナメントの時のボリュームの差が激しいかなと思いました。あとは、予選で出し切れてなかった人がちょっと多かったなっていうイメージ。今回のジャッジシステムの中で思ったのは、結局、うまく魅せる事ができた人が勝ち上がっていったかなと思います。
SE-YA
では、UKIさん、お願いします。
UKI ON FIRE
システム自体が初めてだったんで、新鮮な感じはありました。ムーブの構成的に最後までまとまっているダンサーは、見やすかったなと思いましたね。でも、それが全てじゃなくて、自分のキャラクターを出してる事を強く感じた人も逆にそれがすごい良いなと感じました。なので、トータルで見たら、やはり、自分の武器 をどこに持っていくのかが重要に感じました。 すごく楽しませてもらいました。ありがとうございました。
SE-YA
CHOPPA→さん、お願いします。
CHOPPA→
北海道のBREAKINGシーンを見たのが久々だったんで、とても新鮮で面白かったです。
キッズから、大人まで1度に返してバトルするっていう大会が、最近少ないので、それがとっても素晴らしいことだと思いました。
キッズの若手の子たちは、スキルというか、パワームーブが大人より今の子たちの方が頑張ってやってるから強かったなって思います。ですが、大人の皆さんもやっぱり自分の色があって、逆にキッズはそういうところを見習って、双方良い所を取り入れていけば 、もっとより良くなってくのかなと思います。楽しかったです。アドバイスとしては、バリエーションをもうちょっと増やすといいのかなって思いました。
1つの動きから色々発生させてみて、 チェアができたらもうチェアから3つの動きとか、自分でオリジナルにしていくと、どんどん幅も広がって、こう、twice(トゥワイス)とかもしなくなってくるかなって思うのと、 スキルがパワームーブだけだと思ってる子が最近多い気がするので、フリーズもフットワークもスキルだし、踊り方もスキルなので、いろんなスキルに対してもっともっと自分が何がやりたいかを突き詰めていけると もっとレベルが上がり、戦いきれると思います。
SE-YA
今回はJDSF大会にそったジャッジシステムじゃないですか。そこには3つの項目がありますよね。
CHOPPA→
ボディ、マインド、ソウルですね。
ボディは、ダイナミックさ、動きのバリエーション、ボディコントロールの部分ですかね。
マインドは、パーソナリティーの部分で、例えば、キャラクターだったりとか、即興性だったりとか、バトルはコミュニケーションなので、相手に被せていったりとか、突発的にどう反応するかという観点ですね、
最後にソウルは、単純に踊りの部分でのミュージカリティーとそのムーブ自体の起承転結、ムーブの構成力と最後まで決め切れてるかという点ですね。
SE-YA
それを踏まえて、初めてこの形式でジャッジをした2人は どうでしたか?この審査基準でやってみて、どう感じましたか?
匠
好みじゃなくなってくるなと思いますね。
自分の主観で結構今まで決めてた部分が、主観じゃなくなってくる感じがありますね。1つのことで決められないという部分では、すごく公平性もありますし、スタイルが違っても、可能性があるのではないかなと思います。
SE-YA
なるほど。UKI さんは、どうでしょうか。
UKI ON FIRE
やはり、初めてやったので、難しかったですね。もっとこうシンプルに考えると、わかりやすいなと思いますね。自分がもしやるとしたら、ここが足りないからやろうという感じで考えてできるかなと。ある程度、バランス良くできていて、あとは、自分のキャラクターとか作っていけば、答えが見い出せるのかなと思いますね。
SE-YA
1個だけ突き抜けているダンサーは、上がりづらくなるシステムではあるんですか??
CHOPPA→
いや、そうでもなくて、相手より点を取れるかどうか、相手より勝ってるかどうかが大事なんですよね。自分のスタイルを貫いても、曲や審査員にハマれば、勝ち目があるシステムではありますね。
結局のところは、システムを使ってるけど、さばいてるのは、人間ですからね。ただ、審査の際に自分の基準の見える化はしやすいという話ですね。
SE-YA
なるほどです。
CHOPPA→
あの、よく周りに言うんですけど、結局、数ある大会のうちの1つとしか僕たちもとらえてないので、こんな楽しみ方もあるんだなと毛嫌いせずに出てもらえると、とっても双方に良くなるのではないかなと僕は思ってるので、ぜひ、1回やってみてくだい。っていうのが願いとしてありますね。
SE-YA
良いお話を聞きました。ジャッジのお三方、本日はありがとうございました!!