北海道チームが全国を制す!!SD.LEAGUE 2025 グランドファイナルを「SOUTHERN/low lock blvd.」が制覇
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SD.LEAGUE 2025 グランドファイナルを「SOUTHERN/low lock blvd.」が制覇
北海道から全国の頂点へ
プロダンスリーグ「第一生命 D.LEAGUE」が主催するスタジオ対抗の全国大会「第一生命 SD.LEAGUE 2025」のグランドファイナルで、北海道代表「SOUTHERN/low lock blvd.」が見事グランプリを獲得しました。全国205チームがエントリーする中、北海道のチームが全国優勝を飾るのは極めて稀なことだ。この快挙は、地方スタジオ、地方ダンサーにとって無限の可能性を全国に証明する、歴史的な瞬間となりました。
熱戦を勝ち抜いた軌跡
8月、札幌で開催された北日本予選。激戦を制したlow lock blvd./Bouquet/TapkaR/MUKARUDORは、全国から集った34チームが競うグランドファイナルへの切符を手にしました。グランドファイナルでは、4チームとも素晴らしいパフォーマンスを見せ、大舞台で勝負するという大きな経験値を手にしました。
中でも、low lock blvd.は、決勝の審査項目「ステージング」「振付」「テクニック」「シンクロ」「エース」の5つのうち、4項目で最高評価を獲得する圧巻のパフォーマンスで見事全国優勝を決めました。
冒頭のエースパフォーマンスで一気に観客を引き込むと、緻密に計算されたシンクロ、息もつかせぬ高速の振付、そしてバンダナを使った独創的な演出で会場を熱狂の渦に巻き込みました。技術と表現力、そして構成力。すべてが揃ったステージが、観客と審査員の心を鷲掴みにしました。
若きリーダーが放った、忘れられない言葉
優勝コメントをするlow lock blvd.リーダー:RENTA(16)
一度は感極まって言葉に詰まり、マイクを置きました。
けれど仲間たちに背中を押され、再びマイクを握り直したとき、彼は力強くこう叫びました。
「北海道という田舎からでも、夢はあります!イェーイ!」
その声は、会場全体を包み込む静かな感動を生みました。そして同時に、全国で夢を追うすべてのダンサーたちへの、希望のメッセージとなりました。
成長の物語を、共に
low lock blvd.には、PLAY THE DANCEのイベントを通じて小さい頃から成長してきたメンバーも数多く所属しています。ステージで輝く彼らの姿を見ながら、胸が熱くなりました。あの日の小さな背中が、今、全国の舞台で誰よりも大きく見えました。
“地方でも夢は叶う”
それは言葉だけではなく、彼らが身体で、ダンスで、証明してくれたこと。まるで自分たちのことのように、誇らしく、涙が出るほど嬉しかったです。
「やりましたよ〜!」
作品の構成、振付を手掛けるlow lock blvd.ディレクター:FUNaKi(29)
決戦の地東京から札幌へ帰る途中、チームディレクターのFUNaKiが毎週放送中の北海道ダンス情報番組PLAY THE DANCE CLUBに立ち寄ってくれました。ドアを開けて入ってくるやいなや、「MAMEさん、やりましたよ〜!」と満面の笑みで言いました。熱が冷めやらぬ声で、ステージ裏でのこと、メンバーたちの表情、観客の反応、さまざまなことを語ってくれました。優勝の知らせだけでなく、その熱量を直接感じられたこと。それは私たちにとっても、忘れられない瞬間となりました。
徹底的に作品の分析を行うlow lock blvd.メンバー一同
これからの舞台へ
優勝チームには、副賞として「D.LEAGUE 2025-26 シーズン開幕戦」への出演権などが授与されました。北海道から飛び出し、プロの舞台へ。新しい挑戦は、もう始まっています。この勝利は、ゴールではなくスタートライン。彼らの物語は、これから先も多くの人を勇気づけ、魅了し、北海道のダンスシーンに新しい風を吹かせてくれるでしょう。
最後に、全ての北海道ダンサーは互いに影響し合い、高め合いながら常にPLAY THE DANCEの心で夢に向かって爆進してほしいと改めて思いました!
「感動をありがとう!」
満面の笑みを浮かべるlow lock blvd.メンバー一同
[SD.LEAGUEについて]
「第一生命 SD.LEAGUE(エスディーリーグ)」は、プロダンスリーグ「D.LEAGUE」が主催する全国規模のスタジオダンスリーグです。全国のダンススタジオが地域予選を経て集い、世代やジャンルを越えたダンスの魅力を競い合います。
大会の最新情報やアーカイブは公式サイトからご覧いただけます:SDリーグ公式サイト